通常は排卵日から2週間程度で妊娠検査薬の反応が出ます。ただし予想より排卵が遅れた場合や治療で高温期に飲み薬や注射を使っている場合は遅れることもあります。2、3日後の再検査をおすすめします。
妊娠初期は、おなかの赤ちゃんの手足や内臓が形成される非常に大切な時です。影響が出ないようにできる限り薬を飲まない注意が必要です。それまで何かの治療で薬を使っていたのなら妊娠の可能性がある(避妊していない)時や妊娠を希望し始めた時には、処方してくれた医師に相談してください。また、ご自身で妊娠の可能性があるなら、そのことを必ずお話してから処方してもらってください。
当クリニックでは、妊娠と薬情報センター(国立成育医療センター@東京)と連携しています。
使い続けても大丈夫か、変更が必要か、中止すべきかなどカウンセリング(要予約)いたします。
決まりはありませんが、つわりや切迫流産の症状が出てから急に職場へ連絡してトラブルになるかたもいらっしゃいますので、限られたかたにだけでもお伝えしておく方が無難かも知れません。
職場に遠慮して言い出せなくて悩むときは、早めに当院スタッフまでご相談ください。
まず大切なのは、ご自身だけでなく大切なご家族の命をもあずけて信頼を寄せていただけることができるかどうかだと考えます。当院ではクライアント(患者)様としっかりコミュニケーションをとりながら、可能な限りご期待に添えるよう努めてまいります。
分娩予定日が決まった時点で、役所へ提出する書類をお渡しします。
通常、妊娠8~11週頃に決定します。
里帰りを検討しているかたは、当面通院する地域の母子手帳で大丈夫です。
はい、ご予約は必ずお願いしております。
胎児心拍(赤ちゃんの心臓の動き)が確認できたかたから、順次お受けいたします。母子の大切な命をおあずかりいたしますので、安全管理上、定数を超えた時点で締め切ることをご了承いただきますようお願いいたします。
都合により院内ツアーはお休みさせていただいております。
経産婦さんで、出産一時金ご利用の場合、窓口でのお支払額は自然分娩(5日間入院)で約15万円です。この中にはお祝い食・産科医療補償制度自己負担金(12,000円)は含まれています。お産後のかたは個室の追加料金をいただきません。ただし、お部屋タイプはご希望に添えない場合もあります。
健康保険に加入していれば、事前申請により出産一時金(50万円)が給付されます(保健加入していなければ相当額を加算いたします)。
入院料・初産分娩加算料・時間外分娩加算料・無痛分娩加算料・お産セット(産後パット・紙おむつ・おしりふきなど)の詳細はお問い合わせください。
転入される場合は、すでに前医で行った検査を省略できる利点がありますので、紹介状をご用意いただけますと幸いです。
状況に応じて、ご自身で病状・治療歴などをお話しいただくことで対応可能な場合もあります。
当院まで一度お電話ください。
里帰りの場合は妊娠32週~当院管理とさせていただきます。
つわりは妊娠初期で一時的に発症しますがその多くは妊娠12週以降で軽快します。まったく食事ができなくなったり、水分の摂取が難しくなったらお早めにご相談ください。
いくつかの対処法がありますが、脱水やけいれんの予防のために、最終的には入院して点滴管理が必要となります。
一般に妊娠16週~27週ごろの期間を「安定期」といいますが、この言葉には医学的根拠がありません。流産のリスクが軽くなり、妊娠後半の身動きがとれにくくなるまでの時期ではありますが「何しても許される」訳では決してありません。当院の院長はこの時期に新幹線や飛行機の中、帰省先、海外、テーマパーク、コンサート会場、結婚式場などで出血・破水のあと流産(早産)してしまった患者さまを少なからず経験しています。何かあったあとで後悔しても遅いのです。最終的には赤ちゃんの両親の価値観に任せることにはなりますが、積極的におすすめすることはありません。
当院では、妊娠の10ヶ月間「おなかの赤ちゃんがすごしやすい環境を維持してあげること」こそ究極の胎教と考えています。赤ちゃんを愛おしく思う気持ちを大切にして行動できればまず間違いなく赤ちゃんとの良好な関係を築き上げることができます。詳しくは、前期マザークラスで院長が熱く語ります!
当院で行われる胎児の検査は主に以下の3つがあります。
※当院で分娩ご予約のかたとさせていただきます。
あります。妊婦健診で随時おこなっています(追加料金はありませんが、当院で分娩ご予約の方のみの検査とさせていただきます)。
一般的には妊娠20週~32週くらいが見やすいとされていますが、赤ちゃんの向きによっては見えにくい場合もありますので、見やすい画像を毎回のように確約することはできません。
タイミングよく見やすい画像が記録できたときは写真を無料で差し上げています。
動画のサービスはありませんが、携帯電話やカメラでの撮影は診療の妨げにならない限り可能です。
おなかの「張り」とは、筋肉のかたまりである子宮が収縮して、ちからコブのように固くなる状態をいいます。痛みとして感じるのではすでに対処として遅くなる場合もありますので注意が必要です。
妊婦さんが「張り」を自覚する方法としては、ご自身でおなかをさわるのが一番わかりやすいです。立っているとき・座っているとき・横になっているときなどで、普段からよくさわっていると「柔らかいとき」や「固くなっているとき」の区別が容易になります。
固い時はあわてず、ソファやイスをさがして楽な姿勢をとってください。大抵は数分でおさまります。
おさまらないときや、おさまっても動くとすぐにまた固くなるときは、お気軽にクリニックまでご相談ください。
勝手に自己判断して放置すると手遅れになる場合もあります。
はい、お気軽にご相談ください。状況によってはそのまま自宅安静の方が治療効果の高い場合もありますので、まずご相談いただいてその時の状況で判断いたします。
はい。当院では以下の高度医療施設と連携しています。
また、宮城県の周産期医療情報システム、周産期救急搬送コーディネーター事業にも参加しておりますので緊急事態が発生したら、周産母子センターのコーディネーターから受入れ先を紹介していただくシステムになっています。
はい、お受け入れしています。予定分娩数を越えた時点で締め切りとなりますので、当院でのお産の可能性があれば、早めのご相談をおすすめしております。
当院のマザークラスは妊娠期間中のお母さんの心がまえや安産のコツなどをお話ししますし、マタニティヨーガの呼吸法は妊娠中の健康維持や分娩時の赤ちゃんに新鮮な酸素を供給する絶好のシミュレーションとなります。ぜひご参加ください(託児はできません)。
妊娠37週以降は「臨月」としてお産準備の時期となります。
これまでおなかの「張り」を避けて安静にしていたのとは、発想を180度かえて、軽く息がはずむくらいの負荷をかけて早歩きするなどの活動を積極的にしていきます。
転倒しておなかや腰をつよく痛めないよう気をつけて過ごしてください。
陣痛の間隔が10分より短くなってきたときやおしるし(出血)、破水感などの症状があれば、入院が必要となる可能性が高いので早めにご相談ください。