初めての妊娠のかたに役立つ情報をまとめたコラム

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妊娠・出産コラム

妊娠がわかったら

1. 妊娠の兆候と検査薬

妊娠の兆候について

生理周期が順調であった女性が、生理開始予定日を過ぎても次の生理が来ない場合は妊娠の可能性が高いと考えられます。一方で、妊娠すると少量の出血や下腹部の痛みが現れる時もあり、生理と間違えてしまうこともあります。生理不順や出産後まだ生理が再開していない人は、妊娠していても気づかないことがあるかも知れません。生理が来なくなることは妊娠以外の原因でも起こりますが、妊娠している場合には、はき気などのつわり症状やだるい、微熱、ねむけ、イライラする、胸が張るなどの症状がみられることもあります(妊娠していてもまったく体調の変化が出ない場合もあります)。まずは市販の妊娠判定キットで確認するか産婦人科を受診しましょう。

妊娠判定キット

市販の妊娠判定キット(妊娠診断補助試薬)により、妊娠しているかを自分で確認することが出来ます。妊娠すると尿中に分泌される「hCG」というホルモンを検出する仕組みとなっています。ある一定のホルモン量になるまで反応しないので、一般的には生理予定日の1週間後に検査します(検出感度が高いともっと早くわかる場合があります)。

妊娠判定キットはあくまでも補助的に使われる試薬で、陽性となっても初期流産や子宮外妊娠の可能性もありますので、妊娠を診断するために産婦人科での診察を受けましょう。

妊娠の診断

子宮の中に胎嚢(赤ちゃんがいる袋)が確認出来れば妊娠の診断となります。さらに妊娠6週頃に赤ちゃんの心臓の動き(心拍)が認められるようになり、妊娠8週頃の赤ちゃんの座高(頭殿長)を基準にして分娩予定日を決定します。

2. 若くして妊娠するあなたへ

初めて「おかあさん」になる人はみんな同じように不安です。それは生まれてくる子どもを幸せに出来るかどうかを一生懸命に考えているからです。育てられるかどうか(住む場所はどうする、食べていくことはできるか、パートナーは信頼できるのかなど)は自分だけで決められないこともあるでしょう。そんな時は、まず「情報収集」と「行動」です。無理して頑張りすぎず、早めにプロに相談しましょう。「助けて!」と駆け込んでいい場所のリストが、きっとあります。

市区町村の保健所や保健センター、地域の妊娠相談窓口を検索して相談しましょう。住むところや仕事も貯金もない場合、「助産制度」という援助があります。おとうさんになるパートナーは、まずは大切な彼女をしっかり支えてください。サポートのプロのチカラも借りて、ひとつずつ問題を解決していきましょう。

3. 年齢が高くなって妊娠するあなたへ

女性のライフスタイルもかつてとは異なり多様化し、社会で活動する女性たちは目映いばかりにはつらつとして頼もしい限りです。しかしこのことは結婚年齢や妊娠年齢が上昇する傾向につながることもあります。医学的には35歳以上で出産することを「高齢出産」といいます。年齢が高くなってからの妊娠・出産には様々なリスクがあることが知られており、これを不安に思うかたも多いと思います。

自然流産や胎児の染色体異常がおこる確率は、年齢とともに上昇していきます。しかし絶対そうなるという訳でもないので、あれこれ心配ばかりして過ごしたり、妊娠そのものを諦めてしまったりするのは必ずしもよくありません。

不安軽減のために出生前検査(しゅっせいまえけんさ)を受けるのもひとつの選択肢ではありますが、誰もが受けなければならない検査ではありません。ご自分でどれくらいリスクが高いのかは、パートナーとよく話し合い、きちんとカウンセリングを受けることで確認しましょう。

妊娠が経過するにつれて、次第におなかが大きくなって以前に出来たことがつらくなってきます。この時、個人差はありますが高齢妊娠においては体の余力が乏しくなり、おなかが張りやすくなる、むくみが強くなる、血圧が上昇する、出血が多くなるなどの合併症が増える可能性があります。仕事や家事でなかなか十分な休養が取れづらいことも多いかとは思いますが、お産や育児に備えて余裕を持って過ごすよう心がけましょう。

ただし、年齢が高いことで引け目を感じる必要はありません。人生経験を重ねてきたことで、地域や職場などでさまざまなネットワークを駆使し、物事の段取りが上手、仕事の調整が比較的調整しやすい立場にある、などのメリットも少なくありません。子どもを授かったことを喜び、新しい命を育んでいることに誇りを持ちましょう。

4. 妊婦さんたちをサポートする支援制度について

妊婦健診での助成

妊娠・出産は正常な経過であれば、各種保険が適応されず自費診療となります。しかし、さまざまなサポート体制が用意されています。困ったことがあれば、まずは通院中の産婦人科か自治体に相談してみましょう。妊娠の診断が確定されたら、「妊娠届」を役所などへ提出し、「母子健康手帳」と「助成券」冊子を受け取りましょう。母子健康手帳の中にある「母性健康管理指導事項連絡カード」を活用することで、仕事を続けながら妊娠されてるかたの負担軽減をはかることが可能です。「助成券」冊子は妊婦健診の費用を公費でサポートされます。保険診療で高額になった場合は、健康保険の「高額療養費制度」が適用されます。その他、働いている妊婦さんには「出産手当金」、「育児休業給付金」などが適用される場合があります。

出産育児一時金

妊婦さんの出産費用をサポートするために支給されるのが「出産育児一時金」です。子ども1人につき42万円(産科医療補償制度の掛金1万6000円を含む)が、健康保険法に基づく保険給付として支払われます。申請は加入している保険の種類や職場の規定があり、職場の担当者やクリニック事務へお問い合わせください。

産後のサポート体制

赤ちゃんが生まれたら、14日以内に「出生届」を提出します。この際に「児童手当」、「乳幼児等医療費助成制度」の手続をしましょう。児童手当(諸条件あり)は児童1人につき月額1万5000円(3歳未満)、1万円(3歳~中学校修了)。

5. 妊婦健診ってどうしても必要なの?

妊娠・出産・育児は病気ではありません。しかし、それに慣れた人々によるサポートがないと不安や心配が大きくなる場合があります。体力や健康に自信があって順調に経過していると思っていても、それを確認する方法がなければ、知らないうちに母子が危険に陥る可能性もあります。妊婦健診は、妊娠期間中から出産・育児にわたる母子の安全をサポートし、状態悪化を早期発見するために欠かせないシステムです。妊娠初期26週まは4週間ごと、36週までは2週間ごと、以後は出産まで毎週(当クリニックでは予定日以降で週2回)の健診を推奨しています。もちろん、突発的に具合が悪くなったり、風邪引いたり何か心配ごとがあったら適時受診して解決しましょう。

6. ようこそ!遠方よりセイントマザーでお産をお考えの皆さまへ

里帰り、引越し、転勤、仙台が好き...などにより仙台でお産をお考えの皆さまへ。

仙台はズバリ、妊娠・出産・育児に適したところです!

理由の1つ目は気候です
仙台市は太平洋に面した仙台平野に位置し、海洋性気候の傾向を持ちます。このため真夏日と真冬日の合計は約20日で県庁所在地の中で最も少なく、1年を通して小さなお子さんたちにも快適に過ごしやすい環境にあると言えます(2番目に少ない水戸市で約30日、東京都で約45日、大阪市で約66日)。

2つ目の理由は自然環境です。
広瀬川は奥羽山脈を水源にして仙台湾に注ぎ込むまでの全流路が仙台市域内で完結する都市内河川として有名ですが、中流域に市街地を有することからダイナミックな自然段崖、発達した瀬や淵などに育まれる河川生態系を間近に触れることができる貴重な河川となっています。また市街地に残された緑地と奥羽山麓にいたる広大な自然緑地をあわせると市域面積の約6割が緑に囲まれており、まさに「杜の都」の名にふさわしい、子育てに最適な環境です。

3つ目の理由は医療環境です。
人口100万都市の仙台は、東北大学医学部付属病院・仙台赤十字病院・仙台医療センター・仙台市立病院・東北公済病院・宮城県立こども病院・東北医科薬科大学付属病院など、それぞれ特色あふれる総合病院がたくさんあります。セイントマザークリニックでは、万が一の事態に備えて、高次医療施設と綿密に連携をしながら、プライベートクリニックならではの快適なマタニティライフとオーダーメードの出産育児を全力でサポートさせていただきます。

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