産科入院に関連したご質問についてお答えしています

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よくあるご質問

産科(入院・産後)について

里帰り出産は受け入れてもらえますか?

はい、お受け入れしています。予定分娩数を越えた時点で締め切りとなりますので、当院でのお産の可能性があれば、早めのご相談をおすすめしております。

分娩(お産)の費用はいくらかかりますか?

経産婦さんで、出産一時金ご利用の場合、窓口でのお支払額は自然分娩(5日間入院)で約15万円です。この中にはお祝い食・産科医療補償制度自己負担金(12,000円)は含まれています。産後入院のかたは個室の追加料金をいただきません。ただし、お部屋タイプはご希望に添えない場合もあります。
健康保険に加入していれば、事前申請により出産一時金(50万円)が給付されます(保健加入していなければ相当額を加算いたします)。
入院料・初産分娩加算料・時間外分娩加算料・無痛分娩加算料・お産セット(産後パット・紙おむつ・おしりふきなど)の詳細はお問い合わせください。

切迫流産・切迫早産の入院基準と治療について教えてください。

切迫とは「~になりかけている」の意味です。つまり切迫流産は流産しかかっている、切迫早産は早産しかかっているという意味です。

実際は流産や早産にならずに済むこともありますので、すぐ対処することが必要であり、おなかの「張り」や出血をおさえたりする薬もありますが治療の主役は「安静」です。飲み薬の効果が弱くて、「子宮頸管長の短縮」が出現するなどの症状が悪化したら、点滴による管理入院が必要になります。

高度医療施設へ母体搬送後、セイントマザークリニックへ戻ってお産することは可能ですか?

当院での分娩条件は原則「妊娠36週4日以降」、「胎児の推定体重2,300g以上」です。

これに満たない状況下で分娩の徴候をコントロールできなくなったら、高度医療施設へ母体搬送(おなかの赤ちゃんごと救急紹介)となります。その後、症状が落ち着いて条件まで妊娠が継続できたら、医師の了解を得て、再度当クリニックへ戻ってお産をすることは可能です。

出来るだけ自然の出産を希望しますが、可能でしょうか?

当クリニックでは、もともと持ち合わせているはずの自然分娩の本能を妊婦さんから引きだせるように全力でサポートいたします。

その一方で母子ともに無事出産を完了し育児のスタートを支援してゆく使命もあります。よって自然分娩をめざしつつ、状況に応じて医学上必要な最小限の介助をご本人様と相談のうえで実施する場合もあることをご了承ください。

無痛(和痛)分娩は対応してくれますか?

はい、対応しております。
安全に分娩できるよう、月間の予約人数に上限を設けております。ご希望のかたは予定日決定までにご予約ください。

母子の状況(さかご・妊娠高血圧症候群など)によっては医学的におすすめできない場合もあります。詳しい説明については34~36週で行います。

36週以降、内診などによるお産の進行具合を見ながら日程を決めます。想定より早く陣痛が始まったり破水して入院となった場合、可能な限りご希望に添えるよういたしますが、強い陣痛が頻繁にあると安全な麻酔処置ができずに予定した無痛(和痛)分娩が実施できない場合もありますことをご了承ください。

オンラインセミナーを定期的に開催しております。和痛分娩の詳しい内容についてはセミナーにてお伝えします。

夫立ちあい出産はできますか?

可能です。

「ギリギリまでそばにいて出産のときだけ席を外す」などご希望がありましたらお気軽にご相談ください。緊急の処置などが必要な際には、ご遠慮いただく場合もありますことをご了承ください。

出来れば会陰切開をしてほしくないのですが、可能でしょうか?

可能です。
時間をかけてゆっくり伸ばせば赤ちゃんが出られる程度に出口は広がるので、会陰切開はできるだけ行わないよう普段から心がけています。

ただし母子に危険が迫っているためゆっくり出口が広がるまで待てない状況となれば、ご説明の上でやむを得ず実施する場合もありますことをご了承ください。

妊娠期間中の体重コントロールが不良で産道に脂肪が付きすぎて狭くなったり、助産師さんの助言を無視して早くからイキみすぎて出口がむくんでしまうと難産となって会陰切開をする確率が上がる傾向があります。

当クリニックでは妊娠期間中から自然分娩を目指して無理なく体重コントロールができる栄養管理や、産道が広がるまで待てる工夫などでサポートさせていただきます。

産道のキズや切開の修復をする際は、抜糸しなくてもよい糸を(ラピッドバイクリル@2-0)使用しますが、産後にむくみが引いたときキズがつれて痛みが強い時には抜糸したほうが楽になる場合が少なくありません。

帝王切開はどのようなときに行われますか?

当院としましては自然分娩を目指してサポートいたしますが、
母子安全管理上、以下の際は帝王切開を実施いたしますことをご了承ください。

  1. 前の出産が帝王切開だった、または子宮にメスが入る手術の経験がある
  2. さかごが戻らないまま臨月になりそう
  3. 産道が狭くて赤ちゃんが通れない
  4. 陣痛が弱くてさまざまな刺激をしてもお産が進行しない
  5. 母子の具合が急変して、一刻も早くお産を終了しないと危険なとき
  6. その他、医師が必要と判断したとき(きちんと理由を説明します)

原則として夜間休日の緊急手術にも当院は対応していますが、早産などの母子の状況によってはほかの施設へ救急搬送となる場合もあります。

子どもと一緒の入院はできますか?

現在、家族入院(ファミリー入院)は行っておりません。

授乳育児について、クリニックの方針を教えてください。

当院は母乳育児をおすすめしています。
母乳育児に対する不安やマイナスのイメージがあるかたは、遠慮なくスタッフにご相談ください。

体育会系(!)のノリで身も心もボロボロになるまで頑張りすぎることが無いように、おひとりおひとりの気持ちやご家庭の事情なども考慮しながら、また時にはぐっすり休んでいただくなどのリフレッシュをはさみながら、楽しく育児ができるよう全力でサポートをさせていただきます。

赤ちゃんとのコミュニケーションがとれるか心配です。

皆さまの誰もが不安でいっぱいだと思います。

大切なことはとてもシンプルで、赤ちゃんを心からいつくしむ気持ちを持ち続けることです。妊娠中から愛情のシャワーをいっぱいに浴びた赤ちゃんはとても満たされた表情を浮かべて、一生懸命に気持ちを伝えようとします。あとはお母さんがひたすらアンテナの感度を赤ちゃんに合わせるだけです。

そうすれば最初はわからなかった赤ちゃんのシグナルが少しずつわかってきます。当クリニックでは妊娠中の心がまえと、お産直後から濃厚な母子関係を築くことをとても重要に考えています。

詳しくはマザークラスにご参加いただくか、お気軽にスタッフまでお尋ねください。素敵な育児のスタートがきれるようにスタッフ全員でバックアップいたします。

退院後自宅に帰ると、家事と育児が大変そうで心配です。
行き詰まってしまったらどうすればいいでしょうか?

同じように心配されるかたは多いです。

自宅へ帰ると山のような洗濯物、ホコリだらけのリビング、食器はシンクにあふれているのに冷蔵庫はカラッポ、浴槽はアカがこびりついてガビガビ。

主婦のお帰りを待ちわびた家族は、「じゅうぶん病院でのんびりしたでしょ」と言わんばかりに容赦なく家事を押し付けてくる・・・せっかく赤ちゃんとの関係を築き始めたのに、他のことに気をとられて育児に集中できないだけでなく、疲労とストレスで母乳もでなくなるケースもあります。

当院では妊娠中から始まる産前ケアに引き続き、産後ケアプログラムがございます。母乳外来、日帰り入院の産後デイケア、宿泊入院の産後ケアハウスがございます。詳しくはお気軽にお問い合わせください。

分娩予約をキャンセルした場合、予約金は返金されますか?

自己都合でのキャンセルでは返金できません。

入院時の面会について、クリニックの方針を教えてください。

当クリニックは入院中の期間を「母と子の絆を育む貴重なチャンス」と考えています。

  1. 約10か月の妊娠期間を経てお産し、そのまま授乳育児へ突入してゆく状況の中で母体は医学的にも疲れがピークとなっており産後の入院が貴重な静養期間であること。
  2. 生後まもなくの赤ちゃんは、体力が無いなかで精いっぱいお乳を飲もうとして疲れやすく面会者が持ち込む病原体に対する抵抗力も弱く注意が必要であること。
  3. 出産前の入院であれば、母子の療養を目的として心身の安寧が必要であること。
  4. 医療モールビルの性質上、他の診療所利用者もおりセキュリティ強化が不可欠であること。

以上により、ご面会はご主人のみ、平日14時~18時の2時間以内に限定させていただいております。

ご不明な点はスタッフまでお気軽にお尋ねください。 皆さまのご理解とご協力をいただけますようお願いいたします。

アレルギーがあるのですが、食事の対応はしてくれますか?

可能な範囲で承りますが、対応が難しい場合もございます。

クリニックで提供されるお料理について教えてください。

当クリニックでは「食」の重要性にこだわっております。専属のスタッフが心を込めて手作りするオリジナルメニューをご提供いたします。

お産後の退院前には、ご妊娠ご出産をねぎらい今後の育児を応援させていただく季節ごとの特別メニュー「お祝い食」をご用意しております。

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