病気の名まえがわからなくても、気になるお悩みから婦人科の症状や病気を検索できます。
よく似た症状であっても原因が違う場合がありますし、同じ病気でも人によって症状が全然違う場合もありますので、自己判断することなく、ご相談いただくことをおすすめします。
婦人科として対応するよくあるお悩みや症状についてご説明します。
そろそろ赤ちゃんをと考えていたら、まずはご自身の月経周期を記録して、妊娠しやすいタイミングについて知っておく必要があります。28日周期なら14日目、30日周期なら15日目が排卵のタイミングであることが多いです。この時期の性交渉が最も妊娠の可能性が高くなります。
3、4回(期間として1年がめやす)試して成果がない場合、「不妊」の状態にあると言えます。月経開始した日を1日目として12日目に受診をしてください。不妊専門施設に行く前に、体の負担が比較的軽く、外来通院で行えるような検査治療は当クリニックで実施しておりますので、ご気軽にご相談ください。
女性は初潮を迎えてから閉経するまでの約35ー40年間、妊娠中以外は毎月月経と向き合わなければなりません。それぞれの生活環境やライフステージの変動に月経期間や経血量は大きく影響を受けることがあります。
少しでも不安を感じていたらまずは婦人科を受診して、ご様子をお聞かせください。説明に納得していただいてから、必要最小限の検査と治療を行います。
ほとんどの場合は寝不足・疲労による一時的なホルモンバランスの乱れが原因とされていますが、妊娠や子宮筋腫、子宮ポリープ、子宮がんなどの場合もあるので、放置せず産婦人科を受診してご様子をお聞かせください。ご説明に納得していただいてから必要最小限の検査と治療を行います。
便秘などの消化器疾患や膀胱炎、骨・筋肉疾患を否定されたら産婦人科の病気を考えます。産婦人科を受診してご様子をお聞かせください。子宮筋腫、子宮内膜症、感染症、妊娠などを調べて原因にあわせて対処します。
妊娠はするけれども、2回以上の流産、死産を繰り返して結果的に子供を持てない場合、不育症と呼びます。また、1人目が正常に分娩しても、2人目3人目が続けて流産や死産になった場合、続発性不育症と呼びます。原因探索のため婦人科受診することをおすすめしております。充分な説明の上、納得のいく検査や治療を行っていきます。
月経サイクルにあわせて量が変化するのは正常と考えられます。それ以外では感染症(性病をふくむ)、子宮がんなどを考えます。異常がなくてもおりものが気になる場合は漢方薬などが有効なことがあります。
ばい菌が膀胱の中に潜入して発症します。トイレが近いのを嫌がって水分の摂取を控えてしまうとばい菌が繁殖して逆効果です。軽い症状ならむしろたくさん水分を摂取して膀胱を洗い流す方が有効です。それでもだめなら産婦人科で消炎鎮痛剤と抗生物資を処方いたします。
子宮や卵巣が腫れて膀胱を圧迫すると膀胱は膨らみにくくなりすぐトイレに行きたくなります。原因にあわせて対処します。膀胱圧迫が否定された場合は泌尿器科をご紹介いたします。
閉経(月経の終了)を挟んで前後10年くらいの時期を更年期といいます。症状はのぼせ・ほてり(ホットフラッシュ)、気分の落ち込み、集中力低下などがあります。ご自身の仕事や生活スタイルが乱されて困るときには、お気軽にご相談ください。