不育症に関する検査と治療内容について

婦人科診療不育症の検査と治療

妊娠年齢が上昇で流産率も上昇しやすいといわれています。
しかし、初めて流産する確率と1度流産後の次回流産率はさほど差がないので、過剰な心配は不要です。

2回連続の流産(反復流産)は全妊娠の3%、3回以上連続(習慣流産)は0.5%とされますので原因探索で検査をおすすめしております。

不育症の検査

流産直後では妊娠の影響が残っており、本来の体の状態が検査結果に反映されない場合があります。流産後月経が来た時点で来院していただくことをおすすめいたします。

  • 血液凝固能検査
  • 免疫機能検査(血液検査)
  • 流産組織の染色体検査
  • 夫婦染色体検査

不育症の治療

血液凝固能の改善を期して次回妊娠時にアスピリン投与が有効な場合があります。

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