検査内容・処置治療のご案内

出生前検査

母体血清マーカー(クアトロテスト)

母体血のなかに混ざっている、おなかの赤ちゃん由来の様々な物質を測定して胎児異常のリスクを妊娠早期に評価する検査の方法です。

  • αフェトプロテイン、
  • ヒト絨毛ゴナドトロピン、
  • エストリオール、
  • インヒビンA

の4種類を組み合わせて評価するため「クアトロテスト」とも言われています。

妊娠15週~18週ごろまでに検査を実施することが望ましいとされていますが、ご家族に染色体の病気をご指摘された方がいらっしゃる場合や、出産年齢が30歳台後半以上でなければ強くすすめられる検査では決してありません。

ご心配な方は、まずは早めにご相談やカウンセリングをお受けになるようお勧めしています。 この検査で評価可能な病気は、「18トリソミー」、「21トリソミー(ダウン症)」、「神経管閉鎖障害」の3つだけです。ただし、この検査で確定的な診断はできません。あくまでもリスク(可能性)を評価するだけですので確率が低いから絶対大丈夫といいきれるわけではありませんし、逆に確率が高く評価されたといって診断が確定したわけでもありません。

この際はご相談の上、羊水検査をおこなう場合があります。 検査結果は約2-3週後です。費用は18,000円(自費、検査料・判断料込み)です。

18トリソミー

18番目の染色体が1本多いために生じる病気。ダウン症に次いで発症の頻度があります。内臓や脳神経の病気が重く、無事に生まれても1年以内に90%が亡くなってしまうとされています。

21トリソミー

ダウン症で知られる、21番目の染色体が1本多いために生じる病気。顔貌に特徴があり、心臓の病気を伴うことが多いです。

近年の小児手術管理の進歩などで亡くなることなく成人を迎える場合がほとんどです。

羊水検査

赤ちゃんの周りにある羊水を少量採取して、その中に浮遊している赤ちゃん由来の細胞から染色体を調べる検査です。お母さんのおなかから超音波検査で赤ちゃんを傷つけないように気をつけながら針を刺して、羊水を約20mL取って調べることで赤ちゃんの染色体の病気を確定的に診断することが出来ます。

お母さんのおなかに針を刺す刺激により一時的に子宮収縮や出血、感染、破水などを引き起こすこともありますが、羊水検査後の流産の可能性は一般に0.5%程度といわれています。このため超音波検査で染色体の病気が強く疑われる場合か、《染色体の病気が生じる頻度》が《羊水検査で生じる流産の頻度》とほぼ同等になる母体年齢(35歳)を越えていて、検査を強く希望される妊婦さんが検査の適応とされます。

ご心配な方は、まずは早めにご相談やカウンセリングをお受けになるようお勧めしています。
検査結果は約3-4週後です。費用は70,000円(自費、検査料・判断料込み)です。

※当クリニックでは、日本人類遺伝学会の「遺伝医療に関するガイドライン」に沿って、認定遺伝専門医である院長が検査の意義とリスクを説明し、ご了解を得て検査をします。 安易に検査をすすめるものではありません。しかし、ご心配を抱えていらっしゃるかたは早めにお問い合わせください。

※当院で分娩ご予約の方とさせていただきます。

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